ピンクのタオル―恋人は野球選手―
「今年の最初の試合のチケットです。
見に来てくれませんか?
3人分あります。」








「そうか。
行くよ。家族みんなで。」


お父さんはそう言った。


「勝てるように頑張ります。」



「応援、行くからね。」



「ありがとな。」


尚人はそう言って私の頭を撫でてくれた。





< 274 / 291 >

この作品をシェア

pagetop