それでもキミを



―――亜紀―――


「すっごい楽しかったねっ!!」


「…あぁ…」


もう超ヤバい!


もう一回乗りたいなぁ♪


でも大島くんもヤバい!


…カッコいい!!


イケメンだし、クールだし、背高いし…


揃ってるよね!


突然、大島くんが立ち止まった。


「………」


「どうしたの?」


大島くんの目線の先には、


同じ学年の女子と男子たち。


「…いや。」


何でもない。と歩き出した。


…なんだろう。


< 18 / 63 >

この作品をシェア

pagetop