それでもキミを

意地悪





「あ、アレ乗りた~い!」


亜紀が指差しているのは絶叫系マシン。


さっきからずっと絶叫系のものばかり選んでいる。


…よくあんなのに乗るわぁ…。


「行ってきてもいいっ!?」


栗原とあたしを見て亜紀が聞いてきた。



ダメな訳ないじゃん!



亜紀の迫力に少し圧されぎみに栗原は頷いた。


亜紀は嬉しそうに大島を見て向こうに行った。


大島も何も言わず亜紀に付いていく。


アレでいいのかな…?



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