キャンディボトル
どんなにイケメンで女々しい男でも、転校生となれば楽しみだ。


「あ、相沢。応接室にいるから迎えいってやれ」


新しいクラス。
新しい担任。


相沢と呼ばれた女子生徒が文句をいいながら出ていった。


そういえば、あいつとは、しゃべったことねえな、地味だからか?


ていうか、めっちゃカワイイ男ならもうちょっと嬉しそうにすればいいのに。



しばらくして担任の話が続いた。


誰もきくわけがない。
みんな転校生に興味津々だ。


担任の話がおわろうとしたとき、教室のドアがしずかにあけられた。


「つ・・・つれてきました。」


おずおずと、相沢がはいる。そのあとに、転校生が続いた。



みんなの好奇の目がむけられる。



「え」


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