涙味のキス





俺はその話をしながら

何度心の中で謝ったことだろう。





"俺は、吸血鬼"





その事実をゆりは
受け止められるだろうか。






すべて話終わったころには
ゆりは笑顔を作っていた。




「ごめんな.....ゆり」
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