フロックス



「莱輝さん?」



「なんだ?」



莱輝さんは顔を真っ赤にしてーすごく照れていた。



「ははっ…真っ赤ですよ!」



私はそんな莱輝さんが可愛くて…ずっと笑ってた。



「にちか、笑いすぎだ。」



「すみません。」



「はぁ…充は……俺の世話係だったんだ。一緒に育ったから兄弟も同然。…いい奴だから何かあったら、あいつに相談しろよ。」



「はい!」



荻島さん…に莱輝さんの話でも聞こうかな?
そしたら…少しだけ……彼に近づける……よね?




< 47 / 105 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop