君色の夢に恋をした。
ボーっとした私に違和感を覚えたのか、
「どうした??」
なんて言いながら、再びこちらに近づいてくる翔。
別に特別用があったわけじゃないけど…。
気になった私は、率直に聞いてみることにした。
『翔って…、なんで別れ際にいつも“またね”って言うの??』
突然の質問に驚いているのか、
もしくは私が翔に興味をもったことに驚いているのか。
目をまん丸にさせる翔。
でもすぐ笑顔になって、こう答えた。