君色の夢に恋をした。


今まで、多くの人の手を振り払って生きてきた私。


人なんて、みんな裏切るものだと思ってた。


自分のことしか考えてないと思ってた。


――だけど、

翔は違った。



私が本当に苦しい時、

危険を恐れず、手を差し伸べてくれたんだ。




――信じて、みたかったの。


『翔』という人物に。


きっと、この人なら私を変えてくれる。

ってね…。








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