君色の夢に恋をした。


翔は静かに決意をしていた。


――絶対、いつか彼女に思いを伝えると。


そして、その時は彼女の抱えているものを取り除いてやりたいと。



「待ってろよ。」



翔は空を見上げながら、もう一度立ち上がる。



外から浴びる太陽がキラキラと輝いていた。










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