花言葉〜チューリップ〜



「お邪魔します。」





「どーぞ♪」






結の部屋で、あたしは、さっきの出来事を全て話した。






「美和、有り得ない。でも、同じくらいに、冬樹にムカつく。莉緒がそんな子ぢゃないってこと、誰よりわかってるはずだよね。」






「でも、結局‥。雄祐は、美和ちゃんなんだよ。」






あたしの頬にはまた、涙が伝った。






「莉緒、また明日、雄祐と話な?」






「なにを言えばいいの?」




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