夏空

a視点



視点a 康助




今、ようやく歩の挨拶が始まった。何故だか俺まで緊張していた。



「今年の目標は..」



そう言った後、
歩の言葉が止まった。

俺はすぐに歩が
緊張して台詞が
とんだことに気付いた。


いや、気付いたのは
俺だけじゃなかった
かもしれない。



俺は、急いでスケッチブックに今年の目標を書いた。


歩はそれを見て、
小さく頷いた。







< 13 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop