王子様orお姫様 ~お姫様の正体は王子様!?~
「やっと着いた~良かった間に合ってん
で、クラス発表はっと・・・あった!」

 あたしは見つけるとすぐ走って見に行
った。

「え~とあたしはA組だ!」

 そうと分かればすぐ教室にいくぞ!

 そう思ったあたしは教室に向かって走り
出した。

「いっ!」

 その瞬間あたしは誰かとぶつかった。

「ごっごめんなさい」

 あたしはすぐに謝った。

「大丈夫です。お怪我はありませんか?」

 声のするほうを見るとそこにはとびっき
りの美少女が!


《光サイド》
 女だらけ・・・。
 
 めんどくせーな。

 俺の名前は星光。男だけど桜宮女子高の
1年になる。
 
 なぜ女子高に男が入学してるのかって?
ま~それはいつかは分かる事だ。おっとク
ラス発表見っけ!

 変装した俺はクラス発表を見に行く。そ
して見ようとした瞬間、

「いっ!」

 誰かが俺にぶつかった。

「ごっごめんなさい」

 ぶつかってきた奴はすぐに俺に謝った。
そこで俺は品のあるお嬢様みたいに

「大丈夫です。お怪我はありませんか?」

 と言ってみた。

 こいつがこっちを向いて俺のことを見つ
めている。俺が男って事がばれたか?

「きれ~」

「えっ?」

 何いってんだこいつ。

「急にごめんなさい、すごくきれいだったので
つい」

「いえ、褒めてもらって嬉しいです」

 男の俺がきれいって・・・。

「あっあたしの名前は姫野みやび!」

 なんで急に名乗ってんだよ。

「おっじゃなくて私の名前は星光です」

 やっべー俺って言うとこだった。

「光ちゃんね!」

「はい」

「それじゃーあたし行くね、バイバーイ」

 騒がしい奴だな。落ち着いたとこでクラ
ス発表でも見るか。
えーと俺のクラスはっと、A組だなそれじ
ゃー行くか。

 長い階段を上り俺は教室にたどり着いた。
ドアの前に立ち勢い良くドアを開けた。する
と教室に居た奴らが一斉ににこっちを向く、
その中には姫野みやびも居た。












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