二度目の"好き"を
初めての"愛してる"を
それから私達は今の状況や高校の思い出を話した。
「――…あ、私飲み物もらってくる」
喋りっぱなしで喉が乾いた。
「うん。またね」
私は2人と別れて飲み物を取りに行った。
それにしても今日は来てよかったなぁ。
久しぶりに友達にも会えたし♪
ウキウキしながら歩いていると
“ドンッ”
人とぶつかってしまった。
「あっ、ごめんなさい」
「いえ。こっちこそ」
上から低い男の人の声が聞こえた。
あれっ…
その声に体が一瞬、固まった。
この声…もしかして--
「あれ?もしかして…-麻衣?」