二度目の"好き"を 初めての"愛してる"を

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そして、ハガキに書かれた住所を頼りに私達は会場のホテルについた・・・のだが



「…結構立派なホテルだね」

「…そうだね」


そこは中心都市に堂々とたっているホテル。

見たことはあるけど、大学生ごときが気軽に行ける場所じゃない。


予想以上の場所に少し身が引けながらも中に入り、会場を探した。



「あ、ねぇ麻衣。会場ってここかな?」
「えっ?」

そこには『第40回 ○○高校同窓会』と書かれていた。


「そうみたいだね」

いざ、前にすると緊張するな。



“キィ…”


「わぁ…、結構人いるね」

中にはすでに多くの人が集まっていた。

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