澁澤雑文店-澁澤わるつ短編集-
日常と非日常を区切る、黄色い仕切りは、やがてとかれ

来週にはここを歩く誰もが、忘れているだろう。


彼が身体をあずけた自転車は、ゴミとして廃棄され、


この地のどこかでは、誰かがいつも

自分で為したため、

誰かに為されたため、

天命のため、

その命を終える。



来週、わたしは。


わたしは、何をしているのだろう?


【END】





< 23 / 23 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

【掌編】さようならを教えて

総文字数/4,535

恋愛(その他)22ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
S'il vous plaît appelez-le au revoire au lieu d'adieu.
めあり、ほんとうのわたし

総文字数/16,159

その他23ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
からだとこころ、それがわたしのすべて こころはからだを裏切り からだはこころを縛りつける わたしは篠宮めあり ほんとうのわたしをさがしている わたしのあるいたあとが、たとえ他人の血にまみれていても・・・・・・
☆アドバイス図書室☆

総文字数/3,811

その他7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
当館の指標の言葉 『真実一路の道なれど、真実鈴ふり思い出す』 (北原白秋) 背を伸ばすには、牛乳を飲もう! 自作をレベルアップさせるには、名文を読もう! 中辛トピから派生させちゃいました。 作品の感想&アドバイス&「その前にコレ読めよor見ろよ」 をご案内します。 辛さは、ジャワカレー中辛くらいです。 (07.12.17 『図書室の決まり』が増えました)

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop