野球部彼氏




―――昼



「美紀ちゃーん♪」



まだ覚えてたんだ……
はぁ―――


「溜め息なんてついたら、可愛さが逃げちゃうよ♪」


私は真奈美を睨むと、真奈美は購買で買ったパンを食べる。


「………でも、真奈美………私良い感じかな♪」


真奈美は微笑み、私にクリームパンを半分くれた。


「ありがと♪」
「………頑張りなさいよ」


真奈美の目は真剣だった。
真奈美……お母さんみたい(笑)

だけど、秘密にしとこっ♪


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