野球部彼氏
「美紀ぃ~!!」
真奈美は大きく私に手をふる。
「ご、ごめん……ハァハァ…ッ……」
「大丈夫?……で、何言われた?」
いきなり、真奈美の声が低くなった。
「えっと、……岡田が……どうちゃらこうちゃらで………喧嘩売られた……?」
真奈美の顔が1年の校舎を睨む。
う、……うわっ……
真奈美ぃ~!!
「元は岡田のせいじゃない………」
「違うよ!!………自分が諦められないから……そのせいで、………」
真奈美は私の頭を撫でた。