野球部彼氏



見つめ合う二人。
どちらも、目をそらさなかった。

……逸らしたくなかった。


「岡田ー!!」


先生の声によって、岡田とは目が合わなくなった。


もっと、近くで……
もっと、……


私は欲張りなんだろうか………ねぇ………岡田。



傲慢な最低な奴。
だけどね、好きだよ………

それは、良い奴なんだよ…………(笑)


……笑い事じゃないよ
本気だよ……

馬鹿………



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