野球部彼氏




「キス、さすがに嫌だったみたいね………そんな顔で見つめないでください……岡田先輩」



岡田が宮永百合を見つめる目は軽蔑そのものだった。


「クス…………この資料室で何を言おうとしたんですか………?」



岡田は軽蔑した目で宮永百合をまだ見ている。


「約束……忘れているんですか??………って、もう破ってますね………あーあ………」
「め……ろ……」



岡田は下を向き、何を言っているのか宮永百合には聞こえなかった。



「何ですか?」
「やめろ!!!!!これ以上……あいつを………」



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