野球部彼氏




「あいつ……ハァハァ……っ………ま、また………クッ」



岡田は学校に向かう。



「宮永百合………!!」



宮永百合は待っていたかのように、校門に立っていた。



「岡田せーんぱい♪どうでした?小林先輩♪」


パシッ!―――――


「っ!?」
「分かっていってんのか??お前は、」


宮永百合は左頬を抑え岡田を睨む。


「……な、何よ!!岡田先輩のせいじゃない!!……小林先輩の事が気付いてやれなかったのは………!!!」



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