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新生活

生徒会

「はぁ…ダメだ、やっぱり」

江川の苗字なんていらない。
こんな表だけの奴らと、これから一緒に過ごさなきゃいけないなんて…


と、今は生徒会室の前。


『後で2階の生徒会室に来て』
朝、四之宮信に耳打ちされしぶしぶやってきた。

正直一刻も早く帰りたかった。





――――ガチャッ




いかにも金持ちの学校、という感じのドアが開く。
「まぶしっ…」
太陽の光が目の前を覆った。


「やあ、よく来たね。江川さん」
「あれが江川璃昂ちゃん?」
「へえ…意外と可愛いんだね」
「…信のターゲット?」

光の奥から聞こえる声。
四之宮信以外の声も聞こえてくる。

ターゲットって何?!


「あっあの…江川璃昂です」
「どうぞ」
四之宮信に導かれ、中へ入る。





そこには5人の男子生徒。



誰なんですか、一体っ!!!
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