鶏冠頭の不良
「せやぞー
お前は俺らの家族や」
「兄ちゃん!!」
風呂上がりの隆二さんがいつの間にか、リビングに立っていた
「何お前は遠慮してんねん!!
うりゃー!!」
いきなり隆二さんが近寄ってきて、俺の頭をガシガシっと触った
これが、隆二さんなりの愛情表現か…
なんかこの人、チョー強引やけど…みんなの言う通り、いい人なんかもしれん…
その日から、ここが俺の二つ目の居場所になった
温かくて、愛情に満ち溢れてる、そんな場所…
当時の俺にとって、隆二さんの家は、俺の中で唯一、落ち着ける場所やった