鶏冠頭の不良
「いぇーい!!
俺の勝ち!!
じゃあ、今日から裕芽ちゃんは俺の彼女やから
よろしくな」
それだけ告げると爽やか少年はスキップをして帰っていった…
「なんやねーん!!」
中庭に響くうちの心の叫びを優が「五月蝿いわ!!」と五月蝿い扱いした
するとさっきまで黙ってた小明が口を開けた
「あぁ!!
さっきの人、どっかで見たことあると思ってたら中学ん時、強豪チームのエースの人!!
入学当初、メッチャ男バスの顧問に勧誘されてた
でも、何でそんな強豪チームにいた人が、わざわざ、バスケが強くもないうちの学校にきはったんやろ??」