Everlastingly Love
epilogue






アリアとジェイドは子供達に手がかからなくなってからは、二人の時間をより多く作り、いつもいつも一緒に過ごした。








ジェイドの側には穏やかで、ひだまりのような笑顔のアリアがいつも片時も離れる事なく側にいた。




何年、何十年と時が経っても互いへの愛が消える事なく生涯、愛し合い、幸せに暮らした。











政略結婚。










愛しているのに愛し方が分からないジェイド。

強引な手段を取ったジェイドを恐れたアリア。








しかし政略結婚でも、こんなにも幸せだと感じられる。







互いを心から愛おしいと思う事。二人の強い愛は国を変えてしまう程の大きな力となった。










「ねぇ、あなた」

「何だ?」

「私、あなたと結婚して本当に幸せよ。5人の可愛い子供に恵まれた。私が年を重ねても、あなたは、とても大切にしてくれる」

「当たり前だ。年を重ねようがアリアは美しい。変わらず愛している」

「ふふっ……ありがとう。あなた、愛してるわ」

「ありがとう。俺も本当に幸せだ」

「ずっと一緒よ」

「当然だ。離すものか」








何度も何度も約束を交わす。




ずっと………永遠に離れないと――――







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