蹴球王子と野球野郎

嫉妬


---------------次の日---------




学校への足取りが重い。





汐野との関係が崩れないか。




気まずくならないかー・・・・







そして、



愛と普通に話せるか。






今のあたしじゃ、愛と普通に接する自信がない。






いつもより遅いペースで、




廊下を歩き教室のドアの前で




一回大きく深呼吸。







ガラっ。





「ぁっ、唯おはよー☆」




と、愛が声を掛けてきた。






「ぉっ、おはよう・・・」





「???どした?



なんか元気ないよー??」






「ぅっ、ううん!!!



めっちゃ元気、元気ー☆」





「そぉ?ならイイけどー・・・」






と、愛は不満そうに言う。






すると・・・





< 42 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop