素敵すぎる上司
閉じた瞼にチュッとキスをされ、続けて唇にキスが来て、香取さんの舌が私の舌に絡みついてきた。


その間にワイシャツのボタンを外されて、ブラのホックも外された。


香取さんの手が私の胸の頂に触れた時、私は思わずその手を押さえていた。


「恥ずかしいのか?」


「うん。香取さん……」


「違うだろ?」


「あ、拓哉さん。あのね」


「ん?」


「私、初めてなの」


「………!」


「だから、どうしていいか、分からないの」


「そっか。佳奈子は何もしなくていいから。力を抜いて、俺に任せてくれ」


「うん。優しくしてね?」


「分かった。優しくするから、怖がらないで?」


私はコクッと頷き、目を閉じた。


その後は、何がどうしたのかよく分からなかった。

とにかく香取さんにいろんな所を愛撫され、どんどん気持ちが良くなっていった。


そして……


「少し脚を開いて。行くよ」


そう言われた直後、体の中心部に圧迫感がして、次に鋭い痛みを覚えた。


「い、痛い……!」


「ごめんな?」


香取さんが優しく頭を撫でてくれて、私は必死に痛みに耐えていた。


やがて拓哉さんは動かなくなり、私の痛みも薄らいで行き、ゆっくりと意識が遠退いていった……

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