素敵すぎる上司
「姉貴はあいつの事、好きなのかよ?」


「な、なんでよ?」


「姉貴の顔赤いし、何となく……」


「そんな事より、涼はいや? 反対する?」


「いいや。正直に言えば他人を入れたくないけど、それで姉貴がバイトしなくてよくなるなら、俺は我慢するよ」


「ありがとう、二人とも。土曜にお父さんの部屋を整理するんだけど、手伝ってくれる?」


「いいよ」


「オッケー」

< 55 / 217 >

この作品をシェア

pagetop