詩オモイゴト
雫 しずく


−ピリオドのその先。

君を好きだと言い続けた
幾度も、幾度も
けれど、君は振り向く事はなかった。
でも、好きだった。
だから、何度も言ったんだ
『好きです』
の言葉を。

やがて僕は、
言い続けるのが嫌になった。
怖くなった。
だから、君を諦めた。


ピリオドは打ったんだ。


なのに…なんで?
君と誰かが噂をされているのを聞くと、
胸が苦しいんだ。
押し潰されるんだ。
痛いんだ。
悲しいんだ。

終わりを迎えたはずの恋ナのに…
君をもう好きになんかなりたくない。
嫌なんだ。
恋をして自分の夢より、
君に近づきたいだなんて感情いらないんだ。

夢だけを叶えたい。

見たくないものなんか見たくない。

泣きたい。
けれど、これで泣いたら
君を好きだと言っているようなものだから。

泣きたいけど、
泣いちゃ駄目なんだ。



切ない気持ち、
苦しい気持ち、
いらないのにね、、、。
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