ツナマヨ・エビマヨ




それから一週間後、

ユマと小泉くんとメイ、

それから新しく生まれた子供、

アカネちゃん、レイが遊びに来た。




「今日はあっついから

ちょっと早いけどスイカ〜!」



「アキさん、この間は

ご迷惑おかけしました…

あの、これ実家から送られてきて…」



レイはスイカ、

アカネちゃんはメロン、

ユマは水羊羹を持って来てくれた。



「あはは、夏だねぇ」



みんなに分けるように

私とユズトくんは準備して、

レイとアカネちゃんは赤ちゃんに夢中。

男たちは男同士で盛り上がり、

ツナ、エマ、メイは鬼ごっこ。







なんだかすっごく賑やかになったなぁ…





高校時代は、こんなの想像もしてなかった。

短大時代は、毎日が必死だった。

結婚してからは、ツナとエマの面倒で

いっぱいいっぱいになってて。



ねぇ…ユマ、レイ。

こんな日が来るなんて、

予想できた?


私には、とても予想出来なかったよ。







< 158 / 160 >

この作品をシェア

pagetop