恋愛物語−ナツ−

入学式の日

〜入学式当日〜


新入生が初々しくて眩しかった。
私も去年はそこにいたんだなぁってシミジミ(´ω`)


校長先生の話しは毎度の事ながら堅く、しかも春の日差しが暖かくて眠気を襲う…(∪o∪)



「かくかくしかじか…皆さん楽しい学園生活をおくって下さい。」


入学式が終わり、部活紹介の時間になった。
まずは文化部の紹介で吹奏部の演奏や美術部の絵画の紹介など私のクッキングクラブの先輩も皆の前で内容の説明をした。



文化部の紹介が終わり、次に運動部の番になった。陸上、テニス、バレーなどの紹介が終わり次にバスケの紹介になった。



私は『もしかして真野先輩出るかも』っという期待をしていた。


でも現れたのはバスケのマネージャーの女の人だけだった。


ああ…そうか(T-T)マネージャーの告知だけなんだぁ〜残念。


しかしマネージャーっていいなぁ…
真野先輩の側に居れるし…なんで私マネージャーしなかったんだろ?


後悔だよ…


「では!私の話しだけでは不足なので実際に見ていただきましょー!キャプテーン!!」


マネージャーがマイクを使い後ろを振り返りながら言った。すると裏から真野先輩が手にボールを持ちながら走ってきた。



私は凄く凄く嬉しくて嬉しくて顔がほころびまくっていた。



真野「どうも。えーキャプテンの真野です。みなさん!入学おめでとうございます」


先輩はペコッと頭を下げた。


真野「え〜今からスリーポイントシュートを連続5回入れたいと思います!成功したら皆さんバスケ部をお願いしまーす」


そう言って先輩はスリーポイントの場所へドリブルして移動した。


「ではお願いします!ピッ!」


マネージャーがそう言って笛を吹いた。



先輩のシュートのフォームは綺麗だった。
こんなに大勢の人の前でのシュート…緊張しないのかな?



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