悩める高校生時代
ひとしきり歩き回った後、奏恵は頼りない柵に寄り掛かった。
「はぁ………」
くだらない。
なんだか、本当にどうでもよく思えた。
ほんのちょっとの失態。
気に病む事はない。
反省すればいい。
どんなに泣けど笑えど、過去を修正なんて出来ないんだから。
開き直りというのだろうか。とにかく奏恵の中で何かが吹っ切れた。
「…………お昼、どうしようかな」
教室に戻ろうかと一瞬迷ったが、あまりお腹が空いてるわけでもなく、屋上の方が心地良いので、しばらくここに居る事にした。
けれど、そうするととてつもなく暇な事に気付く。
とりあえず暑いので日陰に移った。
せっかく立ち入り禁止のこの屋上に来たんだ。このまま何もしないのは物足りない。
とりあえず、歌ってみた。
曲名は………分からないけど、今CMで話題になっている可愛らしい歌。
サビしか知らないから、そこしか歌わない。
だんだんボリュームを上げ、下にいる生徒や先生に聞こえるのではないかと思うぐらい、高らかに歌ってみせた。
そして、気分が最高潮に達した時――――――――、
「……………誰?」
.
「はぁ………」
くだらない。
なんだか、本当にどうでもよく思えた。
ほんのちょっとの失態。
気に病む事はない。
反省すればいい。
どんなに泣けど笑えど、過去を修正なんて出来ないんだから。
開き直りというのだろうか。とにかく奏恵の中で何かが吹っ切れた。
「…………お昼、どうしようかな」
教室に戻ろうかと一瞬迷ったが、あまりお腹が空いてるわけでもなく、屋上の方が心地良いので、しばらくここに居る事にした。
けれど、そうするととてつもなく暇な事に気付く。
とりあえず暑いので日陰に移った。
せっかく立ち入り禁止のこの屋上に来たんだ。このまま何もしないのは物足りない。
とりあえず、歌ってみた。
曲名は………分からないけど、今CMで話題になっている可愛らしい歌。
サビしか知らないから、そこしか歌わない。
だんだんボリュームを上げ、下にいる生徒や先生に聞こえるのではないかと思うぐらい、高らかに歌ってみせた。
そして、気分が最高潮に達した時――――――――、
「……………誰?」
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