夢の旅人
大通りを北上すると、そこにおなじみの
占い師さんの店があるが、外観は全然
違う。

夜で閉まっていたので、借りていたもの
を店先に置いて行こうかと思ったが、

やはりまた今度来て直接渡そうと思う。

帰宅途中の右手に、夜12時を過ぎて
いるのにまだ電気が点いている雑貨店が
あり、

店頭に置いてある150円のコップなど
を見る。

また歩いていると、飲み屋が何軒かあり、
夜の女の子たちが立っていたり座って
いたりするので、

近づこうかと思ったが、彼女らの発して
いる波動(雰囲気)が悪い気がして
やめておく。

僕のTシャツやズボンに、オレンジ色の
汚れがいつの間にか付いていたことに
気付き、

大通りを離れて住宅地の方に入り、
ズボンを脱いで消しゴムでこすると汚れ
は落ちるが、

オレンジ色の線はなぜか次々に出てくる
のでキリがない。

そばに小さい男の子と女の子がいるが、
女の子の手の温度がどんどん上昇して、

水に浸けると高温を発して光り、女の子
は苦痛を感じるらしい。

女の子の太った母親は男の子に、
「君の汚い手を娘ににおわせたらいい」
と言い、

男の子は自分の手のにおいをかいで、
「僕の手は臭い」と苦笑する。

女の子の父親は痩せた画家だが、太って
いる妻(女の子の母親)に足のにおいを
無理やりかがされて、

それで絵が評価されるようになったの
だという。


・・・・・なんだ、このオチ??(笑)

「におい」がキーワードになっている
珍しい夢。

てゆーか、前半は僕が主人公なのに、
後半は僕はどっかに行ってしまって、
女の子の一家の話が中心になってますな。





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