オッサン革命

act7.てゆうか暇だなこいつら




「何よ」

「髪、ちゃんとセットしたんだな。偉いじゃねーか」

「『自分で出来ないなら俺が毎日やりにくる』って脅したのはお前だよ」

「あははー。…じゃなくてさ、お前そんな格好してっから、男と思ってる人いるぜ?」

「ああ、賢美にも言われた。でも、それが何?」

「…嫌じゃないん?」

「女子トイレに入って悲鳴あげられなければ別にイイかな…て」


手堅いところを突くな、こいつ!



「あんこ、オメー顔はまあまあ可愛いんだから女らしくしとけって」

「知らんわ」

「てことで毎朝、髪梳け」

「やだ」

「それと、足、開かない!」

「…聡太の…」

「あ?」

「ドケチ」

「ンだと、っておいコラ待てー!」



猛烈なスピードで逃げ出した杏子16歳

「いちいちうっせーんだよクソババァ!!」

反抗期の青年風の言葉を吐きながらフルダッシュである!

「うおおおお」

聡太16歳、杏子よりははるかに優れた脚力で、
残念ながら、3秒フラットで捕獲された


「ヒィ!」

「あんこちゃん。…誰がクソババァですか?」

「ユーアー」

ゴッ
「ずつきっ(痛)」


聡太は捕まえた杏子に頭突きをぶちかまし、体から力が抜けた少女を肩に担いだ



「ぎゅあああはなせー!」

「反論しない!」

「うっせーはなせーへんたいちかん婦女暴行ー」

「や、ちょ、うるせっ」






きゃーきゃーしてみる
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