麻痺恋愛



「っ!!」



やめて……
保っ!やめてっ!



「やめてっ!!!」



保を力いっぱい蹴りあげる…
そんなことされると思ってなかった保は簡単に後ろにこけた。



「彼氏が出来たら俺はいらねぇのか?…俺は何なんだよ……」



冷たい目………



「そんなこと私が聞きたい。」



「……今の俺の気持ちわかるか?」



「…私が嫌い?」



「…反対だよ…ばか。」



そう言って保は自分の部屋に帰って行った。
明日から窓は完全閉鎖だな、と思った。



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