二番目の彼女

暗い部屋に再び一人ぼっちになって

冷たい床にうずくまりながら。


必死にさっきまでの楽しい時間を思い出す。


笑いあったあたしと彼。

いつまでもお互いの体温を確かめ合っていた。


そして


「好きだよ」


甘い言葉を囁き合った。


「ずっと一緒にいような」


未来を誓いあった。


そんなモノほど

信用できるものはないのに―――



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