君のそばで微笑みを

「早番も遅番も出来るみたいだから、たまに樹と一緒になるかもね? それから……七美とも」


「はっ!?」


 遼太は意地悪そうに笑いながらタバコの火を消し、立ち上がった。


「遊びに行くときは戸締り宜しくね。あ、食べ終わったら片付けてね。えっとそれから――」


「わーってるっての!!」
 
< 172 / 265 >

この作品をシェア

pagetop