スキャンダルライフ
打ち上げ花火を飛ばして


近所の人が出てくると


みんなで走って逃げて


写真撮って



映ってなあーいってさわいで



時間がすぎるのはあっとゆうまだった



11時になろうとしたとき


「そろそろ帰るわ」




そういってチャリをのった彼女につられて



みんなも帰りはじめた



見事に私と同じ方向の人はなく



一人で帰ることになった




「私か弱い乙女なのに一人で帰らせてもいいのー」



そうさけぶと



「お前ならいける」



そういって帰っていった



「いけるってなにがだよ」 


そう呟き
私も自転車をすすめた
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