―キミと僕の3ヶ月―
気づかなかった
僕は知らなかった

彼女に僕の言葉は
伝わっていなかったんだ

ショックだった…

僕はただただ
深雪を見つめた


「帰ろっか、スノー
お腹空いたでしょ?」


深雪は僕を
抱きかかえたまま
部屋へと戻った



その夜───

僕は眠れなかった
深雪の寝顔をじっと
見つめていた


僕が寒くない様に
しっかりと毛布で
包んでくれる深雪…


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