涙の数だけ幸せになれる

消えた笑顔

頭痛が起こるたび吐く。
そんなのは当たり前になっていた。
あたしは笑顔なんか見せなかった。
常に記憶が戻るように頑張っている。

同じ病室にはあたしを含めて4人の子がいる。

でもみんなくらい子ばかりだ。

先生はみんなは自殺をしようとしたけど生き延びた人と前にいってた。


あたしは一人本を呼んでいた。
たまには空をみた。

頭痛に襲われては吐いた。


そんな生活だからかあたしは笑顔が消えていた。


そしてもうじき退院の日だ。
あたしはがんばった。
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