男ノ娘* ~女装をしたアイツ~
借りができてしまった。



それに彼のことをバラそうとしてもみんなが信じるはずがない。



「…バラすつもりなんてないよ」  



そういうと、彼は口角をあげて笑った。




「じゃあ、もう一つ俺のことを聞け」



「…え」



「俺のそばにいろ。
放課後になったらここに来い」   



「なっ」



なにそれ!意味分かんない。



「反抗するなよ?あんたは反抗できないだろ?」



悔しすぎる。



性格悪ッ!


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