男ノ娘* ~女装をしたアイツ~
「俺もな?きちんとしている奴にはしないんだ。でも現にお前は授業妨害をしたんだ。
だからーー…」



鬼山の手があたしの顔に近づいてくる。



もうダメ…っ! 




「きゃーっ!何やってるんですかぁ!?」



何処となく聞きあきたような声がした。



來が教室の前にいた。



來の声で鬼山は反射的に手を引っ込めた。



來が近づいてくる。



「せんせぇ…」



「さ、沢村っ」



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