禁断の愛に落ちて ~その先の未来~


「有砂…?」


会場が明るくなってた。


「終わっちゃった…の?」


「どうしちゃったの有砂?」


不安そうに私を覗き込んできた。


「ううん…感動したの。」


慌ててハンカチで涙を拭った。


「ならいいけど。
この後、弟達と飲みに行くんだけど有砂も行こうよ。

久しぶりだし。」


「行こうかな…久しぶりに、隆也君ともゆっくり話したいし。」



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