悪魔に恋した私。



「はぁ?」



ポチは眉間にしわを寄せて



「ホント心配」



困ったように私の頭を優しく撫でた



ふふっ面白い(笑)



ニコニコ笑っていると





─5番線に電車が参ります





満員電車がホームに滑り込んで来た



「電車来たね?」



サラリーマンでいっぱいの電車を見ると



「うん」



一気に不機嫌に…



「……痴漢されちゃうかも」



ってワザと呟くと



「俺がさせねぇよ」




………………










ヤバい…キュンってした(笑)





< 324 / 351 >

この作品をシェア

pagetop