days.

歪んだ愛

「久しぶり」

公園につくと、街灯でうっすらと照らし出されたベンチに、麻美が座っていた。
なにも言えずにベンチに座る俺。

「…」

「あたし、今日はあんたに言いたいことがあって呼んだの。」
「な、なに?」

「今日からたっくんってそう呼ぶね?」

「そ…それは…」

「たっくん。うふ…」

なにか悪寒が走る。まるで言葉に心が締め付けられでもしているかのように。

「それとね…あたし、たっくんのお嫁さんになるの!」

「…」

「それでね、たっくんと幸せな家庭を築くのよ!子どもは3人でー」

「ぃ…」

「なに?」

「いい加減にしろよ!!」

「な、 なに怒ってるのよ?あたしはただ…」
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