あなたが愛しくて...



すがり付いて泣く朱音を

振り払う。

すべては綾に笑いかけて

ほしいから...。



綾の過去も全部

知っていた。

まだ昔の男をわすれられて
ないことも...


判っていた・・・


でも今、こうやって

綾を抱きしめることが

できて、そんなこと

乗り越えてみせると

決意ができた...


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