ウルヴォーグ
2.始動
「うー・・・ん・・・・、ふぅよく寝過ぎちゃったな逆に疲れちゃった。」

悲しいことに本人が望まずしても世界は常に動き続ける朝が来て夜になりループする。
それが世界の成り立ちなのではないのか。
人間がその輪廻からは外れないのだろう。

「望ー起きてるー??もうそろそろ修くん来る時間だけど大丈夫??」

「えっ??あっ本当だもうこんな時間しまった少しボーッとしすぎちゃってた!!急いで準備しなきゃ!!」

布団から飛び起きるように抜け出し隠し芸大会で披露できるのではないかと思うスピードでパジャマを脱ぎ、そしていつも通りの制服に着替える。
お決まりの朝である。

「・・・・・・」

やっぱり何も変わらない、少し落胆しつつ学校の鞄を片手にキッチンに向かう。
光部は実家暮らしだ。

“ニュースをお伝えします。”

毎度変わらぬセリフ、朝毎日食事の時間親父が見ているニュースだ、まぁ自分にとってはどうでもいいニュースが多い、しかし今回は違ったようだった

“本日、午前零時に政府が重要な発表ということでその時の様子をご覧ください”

“本日、こんな時間に発表ということはとても非常識なのではと思いますが、事実には突然公表しないといけない事もあるんです、公表してほしくても市民にわ伝わらない事実もあるんですたとえば、環境問題がそうです実際は温暖化していないのにそういってはやし立てることにより、国民がリサイクル料とか言ってお金を出す、事実環境問題は国の儲かるシステムなんです、自分がこれを発表したため首になる可能性もありますが国民には知っていてほしいのでいっていきます、話し外れましたが我々は秘密組織を形成し極秘裏に今まで機械を作っていました、その作製が一段落したため発表いたしました、その秘密組織のな前は「デストレクション」です。後日機械の操縦者を募集ともう少し詳細を発表します”

“との事ですまだ事実は非公開なのでわからないですが一体なんで・・・・・・”
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