人魚と海賊の恋物語   ~恋歌~
!ー…

「ルカー…」

「…!?戻ってるー…」

ルカは人間ではなく、人魚の姿に戻っていた。

それを見たユウリはー…もちろん、驚いており…

「本当に…人魚だったんだな?」

「ユウリー…」


!ー…私…
声戻ってるっー…

「…笑。オレが、想像してた通りの声だー…。やっと聞けた、ルカの声…」


っー…
「ユウリっ…私ー…ずっと言いたかったの!…ありがとうってー…。好きって…っ」


ルカは涙を流し、必死に自分の想いを伝えるー…

「うんー…。ありがと、」


キュー…

ユウリは、ルカを抱きしめるー…。


「ユウリに会えて良かったっー…」

「オレもー…ルカ見つけて良かったよ」


「またー…会えるよね…?」

「当たり前だろ?オレら海賊なんだから。…ルカの事…絶対に見つけるから。」

「うんー…っ。…ユウリ、これー…」

ルカは、ユウリに1つのペンダントを渡す。
それは、青くとてもキレイに輝いている石のペンダント。

「海底の奥にあるー…光石っていう石で作ったペンダントなの…。ユウリ持ってて?」


「えっ?」

「またー…絶対、会えそうな気がするから…」


「…ん。預かっとく」

「うんっー…」


そしてルカは、海へー…
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