恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
ま、月ちゃんもまだ『好き!』って所まではいっていないみたいで。


『なんとなく気になる。そこ止まり』だって、鶴くんがいない時に言っていた。


それは恋の始まり?


そう言えば鶴くんがウチに来たとき、『好きな子がいる』って言ってたよね。


ウチのクラスの誰なんだろう。




私たちが車に乗り込むと、車はゆっくりと発進した。


月ちゃんと鶴くん、なんだか楽しそうに喋ってる。


いい感じ! やっぱりふたりは合うんだよ。


明るい月ちゃんに会話をリードされながら、鶴くんがそれに応えてるって感じかな。


そのうちふたりの話題は、鶴くんの誕生会のことに。


「今日結構買い物してたけど、あれ全部配るの? 結構な人数来るんじゃない?」


「まあね。オレの中学のときの友達も来るし、色々かな……」













< 181 / 494 >

この作品をシェア

pagetop