恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
けど、不思議。


初めは笑えてた格好だけど、当麻くんが着てると


すごくカッコ良く見えてきちゃうんだよねぇ。


「……どした?」


「ううん。早く下に下りよう。

きっと、もうとっくにビンゴ終わってるよね」


ポケットに手を突っ込んでいる当麻くんの腕に、腕をかけた。


「誕生会にビンゴねぇ……なんかまるでパーティだよな」


ククッと笑う当麻くん。


「そうだ! 鶴くんへのプレゼント、持ってきた?」


「あぁ。とりあえずな。喜ぶかどーかは、わかんねぇけど?」


「へぇ~。結局なににしたの?」


「……あとで教えてやる。とりあえず、下行こーぜ」


当麻くんはニッコリ笑い、私に軽く肩をぶつけた。


……そうだ。


当麻くんに聞かないといけないコトがあったんだ。


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