恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「つ~るっ!」


月ちゃんが鶴くんを呼んだ。


「月ちゃん、さやちゃん、買い食いしてら」


鶴くんは笑いながら私たちの元へと歩いてくる。


「あ、鶴これあげよっか? はい、あ~ん」


月ちゃんは、なにを思ったのか、自分のアイスをひとすくいして、鶴くんの口に運んでいった。


当然、大慌ての鶴くん。


「えっ、えっ? えーっ!?」


耳まで真っ赤っか。……かわいすぎる。


そんな鶴くんにはかまわず、アイスを、彼の口に突っこむ月ちゃん。



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